
老朽化した島根県民会館が本年度から大規模改修に入ります。伴って廃棄されるのが、著名芸術家が手がけた3枚の「緞帳(どんちょう)」です。大ホールは日本画家の石本正氏(浜田市出身)、洋画家の東郷青児氏(鹿児島市出身)、中ホールは日本画家の木村廣吉氏(松江市出身)が手がけました。石本氏は当時のダイハツ社長・小石雄次氏(浜田市出身)の依頼を受け、東郷氏には一畑百貨店が打診したそうです。それぞれ当時の価格で1000万円。神楽や白鳥が描かれ、県内外の来場者をもてなしてきた名物が惜しまれながら撤去されます。
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かつてJFL(日本フットボールリーグ)に所属し、2023年冬に解散したサッカークラブ「FC神楽しまね(旧・松江シティFC)」の選手らが、この夏、活動拠点とした松江市に再集結します。サポーターに感謝を直接伝える機会がないまま幕を下ろしたクラブに「あのとき言えなかった『ありがとう』を届けたい」との思いを持った元選手が企画しました。感謝祭と銘打ち、ファンや地域の子どもたちと触れ合い、あの日交わしそびれた感謝の言葉を届ける一日とします。
⇒言えなかった「ありがとう」伝えたい 解散したFC神楽しまね 元選手が集結、ファン感謝祭 23日・松江で
⇒消えたサッカークラブ、伝えたい思い FC神楽しまねが23日にファン感謝祭 再会の場から未来の扉を開く
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島根県指定史跡・浜田城跡(浜田市)の雑木が巨木化し景観が悪化しています。城跡を管理する市に対し、市民や観光客から本丸周辺の眺望を確保してほしいとの声が上がっています。日本遺産の外ノ浦や日本海が一望できるのを楽しみに訪れる人が多い一方、樹木が眺望を妨げており市は今後、眺望確保に向けて伐採に着手する方針です。
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