5歳の長男は「あれがほしい」「これもほしい」ばかりでウンザリ。「誕生日にね」「サンタさんに頼もうね」と言っても聞きません。とても困っています。
5歳の「あれがほしい」「これもほしい」にウンザリされる気持ち、よく分かります。
ただ、これはお子さんが成長されてきた証しかもしれません。5歳は社会性がぐっと伸びる時期です。そのため、「人と比べて自分がどうか」ということが、とても気になるようになります。 すると「○○ちゃんが持っていたから私もほしい!」となってしまいます。
さらに、両親に与えられるよりも、自分で選びたい、自分でやりたいという気持ちが強くなってきます。記憶力もアップしてくるので「CMで見た!」「ユーチューブで見た!」など、しっかり覚えていられるようにもなります。
さて、ここからは家庭の方針によるでしょうが、田本家の場合は、高いものでなければ、さっと買い与えてしまいます。高くて買えないものであれば、今も買えないし、クリスマスでも、誕生日でも無理です。
私は、物欲は満たされるまでずっと心をむしばむ気がしています。だから、さっと与えてしまいます。さらに、ちょっと余分に買い与え、あえて飽和させることで、物欲がなくなっていく気がしています。
物欲が満たされると、今度は達成欲に向かいます。「水泳で速く泳げるようになりたい!」など、お金で買うことができず、本人が努力するしかないことに気持ちが向くことは、きっと将来のためになると考えています。
クリスマスや誕生日までの我慢を覚えさせることも必要なことかもしれませんが、私はこちらの方針で家庭生活を送っています。












