フジテレビは16日、『あの金どこいった?~逆転人生にかける有名人~』(後7:00)を放送する。本番組は、かつて“大金”を手にした栄光の時代から一転、転落を経験した有名人たちに直撃取材。そのお金はどこに消えたのか?そして今、彼らは転身や復活を遂げているのか?…人生をやり直し、再び歩み出す姿に迫るドキュメントバラエティーだ。
【写真】遺品整理人という役どころに挑戦する草なぎ剛
MCを務めるのは、今回が初タッグとなる草なぎ剛とホラン千秋。ゲストの大久保佳代子、ビビる大木とともに、逆転人生にかける人々の奮闘ぶりをVTRで見届ける。
今回登場するのは、泉ピン子、大沢樹生、門倉健、亀田興毅、久慈六郎、清水宏保、杉田かおる、仁井谷正充、野村宏伸、ハジメ(フォーリンラブ)、はまやねん(8.6秒バズーカー)、ボビー・オロゴン、湯木尚二の13人(※五十音順、敬称略)。
大御所俳優の泉、元・光GENJIの大沢、ドラマ『教師びんびん物語』などで人気を博した野村、「ラッスンゴレライ」で大ブレイクしたお笑いコンビ・8.6秒バズーカーのはまやねんといった、一世を風靡(ふうび)した“芸能人”から、ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田、世界のスピードスケート短距離界の第一人者として活躍した清水ら、かつての“名アスリート”まで、番組では、各界の「お金で失敗した人々」の衝撃の半生を紹介。7億円の投資失敗、所属事務所とのトラブルがきっかけで陥った借金地獄など、知られざる壮絶なエピソードが明らかに…。
さらに、大きなビジネスを成功させながら、そこから一気に転落してしまった“実業家”たちも登場。90年代の大ヒットゲーム「ぷよぷよ」を開発したゲーム会社の創業者で、全盛期は年商70億円を誇るも、その後「ぷよぷよランド」の計画が失敗し、90億円もの借金を抱えることになってしまった仁井谷や、今から約20年前、食品偽装が発覚し、それを受けて開いた“ささやき女将(おかみ)”の謝罪会見で一躍悪名が知れ渡り、程なくして倒産してしまった料亭グループ「船場吉兆」の一族(=ささやき女将の息子)である湯木ら、もはや“伝説”級の人物が登場し、貴重な体験談を語る。果たして、彼らが味わった“どん底”と、そこから復活を遂げるべく現在取り組んでいる“新たな挑戦”とは。
そして、見届け人の草なぎ、ホラン、大久保、大木の4人がスタジオで繰り広げる“お金”に関するトークも当番組の大きな見どころ。草なぎがVTRを見ながら「この方々の思考、わかっちゃう…」と思わずお金で失敗した人たちへの共感を口にすると、3人が草なぎの金銭感覚を心配する一幕も…。また、草なぎと大木は、実は幼稚園から中学まで同じ学校に通い、少年野球チームでもともに汗を流した旧友。2人の息の合った(?)“幼なじみトーク”にも注目だ。
◆草なぎ剛
「ホランさんと、わたくし草なぎが、最高のタッグでお届けする番組です!ホランさんがしっかり進行してくれるおかげで、僕はもう自由にしゃべっているだけなんですけど(笑)。でも、この凸凹コンビ感がまた絶妙で、こんなMCスタイル、なかなかないと思いますね。それにしてもこの番組は、VTRの出来が素晴らしい!リサーチも編集も、プロの技がギュッと詰まっていて、抜かりなし。どれも100点満点です!お金の大切さを学ぶことができるだけじゃなく、人生とお金に関する深い哲学も隠されていて。まさに今の時代のテレビにぴったりな内容だと思いますね。特に、金遣いがかなりゆるい僕にとっては、学ぶことばっかりで。そもそも僕、VTRに登場する方々の思考が全部わかっちゃうんですよ(笑)。だから正直、僕が一番、この番組のMCに適任だと思います!(笑)」
◆ホラン千秋
「こんなにアットホームな雰囲気の中でお金のことを語り合う番組は今まで経験がなかったので、とても楽しい時間になりました。さまざまなパターンの“あの金どこいった?”の話が出てきて、中には心配になるものもあったのですが、その流れで“草なぎさん大丈夫ですか!?”みたいな発言が何度もあって(笑)。みんなが本気で心配になる場面が多々あったので、草なぎさんの周りの皆さんはちゃんと見守ってあげてほしいです(笑)。ちょっと学んで、たっぷり楽しんでもらえたらうれしいです!」
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