島根、鳥取両県は原子力災害に備え、原発から半径30キロ圏内に住む約46万人を対象にした広域避難計画を策定。居住地区ごとに避難先を決め、岡山県、広島県、島根県中西部、鳥取県東中部の計69市町村で避難者を受け入れると定めた。

 しかし、岡山県の7市町村、広島県の11市町、島根県の2市町、鳥取県の8市町が、避難してきた人を個別の避難所に振り分ける...