機内からの眺望を楽しむ家族=日本海上空
機内からの眺望を楽しむ家族=日本海上空

 山陰両県の上空を巡るフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の遊覧飛行が25日、島根県隠岐の島町岬町の隠岐空港発着であった。抽選で選ばれた隠岐の島、西ノ島両町の76人が鳥取、出雲、石見、隠岐の風景をひとっ飛びで視界に収める空の旅を満喫した。
 隠岐空港に年間40本のチャーター便を運航するFDAの地域還元事業として開かれ、記念グッズを贈られた家族連れが黄色の小型ジェット機に乗り込んだ。
 鳥取県の大山や弓ケ浜、松江市街地、出雲市大社町の出雲大社を巡る350キロを1時間かけて飛び、日本海で隠岐航路のフェリーと高速船がすれ違う様子にも目を凝らした。
 ゆったりと旋回する機内から大田市の三瓶山、島根県知夫村の赤壁、西ノ島町の国賀海岸に見入り、上空1千~3千メートルの空中散歩を満喫した。
 家族と搭乗した隠岐の島町栄町の平井光君(5)は「初めて飛行機に乗った。雲の下にいっぱい山が見えた」とうれしそうに話した。
 FDAは9、10月に約10本のチャータ便の運航を計画する。
 (森山郷雄)