特設コーナーで、ご縁をむすびを手に取る観光客=松江市殿町、島根県物産観光館
特設コーナーで、ご縁をむすびを手に取る観光客=松江市殿町、島根県物産観光館

 松江市内の和菓子店など4社が手掛けた和洋菓子「ご縁をむすび」の販売個数が発売から約7カ月で10万個を超えた。当初見込みの年間6万~9万個を既に上回り、堅調な売れ行きが続く。年末年始は昨年より帰省客や観光客が増えると予想され、関係者は土産物としてさらなる販売増に期待する。

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 「松江OKS(お菓子)プロジェクト」と題し、三英堂、風流堂、福田屋、中浦食品の4社がそれぞれ「白どら」「五縁の味わいひとくち饅頭(まんじゅう)」「松江ふわり」「あんケーキサンド」を開発。4月下旬に発売した。

 5月の販売個数は4社合計で3万8千個に上り、10月末まで6カ月間の累計は9万5千個、11月末時点で11万3千個(2万7千箱)となった。

 中浦食品の「中浦本舗シャミネ松江店」(松江市朝日町)では、看板商品の「どじょう掬いまんじゅう」シリーズに次ぐ人気で、女性客が買い求めるケースが多いという。河野淳一店長は「お土産としては高単価だが、見た目やコンセプトなどの付加価値でよく売れている」と話す。

 新型コロナウイルスの感染状況が下火になり、年末年始は来店客が増えるとみる県物産観光館(同市殿町)は、通常より倍の数量を店頭に並べる予定。弓場哲哉・事業第二課長は「ご縁というネーミングや紅白の色調は、年明けの祝い事に結びつけやすい。帰省の土産に選んでほしい」とアピールした。

 (藤本ちあき)