ご縁をむすびの商品を手に取る観光客=松江市殿町、島根県物産観光館
ご縁をむすびの商品を手に取る観光客=松江市殿町、島根県物産観光館
松江OKSプロジェクトのロゴ
松江OKSプロジェクトのロゴ
ご縁をむすびの商品を手に取る観光客=松江市殿町、島根県物産観光館 松江OKSプロジェクトのロゴ

 松江市内の和菓子店など4社が連携し、商品化した和洋菓子「ご縁をむすび」が発売された27日、松江の新銘菓を味わおうと市内の販売店には大勢の客が押し寄せた。見た目のかわいらしさから手に取る観光客も多く、一部店舗は品薄となる人気ぶり。需要に応えるため、各社は増産に動く。

 「松江OKS(お菓子)プロジェクト」として三英堂、風流堂、福田屋、中浦食品の4社がそれぞれ新商品を開発し、売り出した。

 島根県物産観光館(松江市殿町)は開店直後から問い合わせが10件以上入り、対応に追われた。

 友人と観光で訪れ、店内の特設コーナーで商品を手にした木元麻理さん(25)=広島県福山市=は「かわいくて赤と白のパッケージが目を引いた」と土産用に購入。商品は続々と売れ、同店は各社に急きょ、追加発注を行った。

 あんとクリームチーズを包んだ「松江ふわり」を発売した福田屋(同市矢田町)は初回製造で計2千個を用意したが、販売各店から注文が相次ぎ、29日に予定していた追加生産の前倒しを決めた。福田正義社長(66)は「ここまで反響が大きいとは思わなかった」と喜ぶ。

 詰め合わせセットを扱う通販サイト「山陰いいもの五つ星ショップ」は約70セットの注文があり、買い求めた9割が島根県西部からだったという。

 26日に各社の商品を試食した丸山達也知事は、東京都の緊急事態宣言で臨時休業している県アンテナショップ・日比谷しまね館の再開を見据え「島根に直接来られない人にも買ってもらいたい」と話した。(藤本ちあき)