左上から時計回りに、白どら(三英堂)ひとくち饅頭(風流堂)松江ふわり(福田屋)あんケーキサンド(中浦食品)
左上から時計回りに、白どら(三英堂)ひとくち饅頭(風流堂)松江ふわり(福田屋)あんケーキサンド(中浦食品)
完売の札を掲げる中浦食品の売り場=松江市朝日町、シャミネ松江店
完売の札を掲げる中浦食品の売り場=松江市朝日町、シャミネ松江店
左上から時計回りに、白どら(三英堂)ひとくち饅頭(風流堂)松江ふわり(福田屋)あんケーキサンド(中浦食品) 完売の札を掲げる中浦食品の売り場=松江市朝日町、シャミネ松江店

 松江市内の和菓子店など4社が手掛けた新銘菓「ご縁をむすび」が、好調な売れ行きを続けている。大型連休中は観光客が土産物として購入したほか、地元客が結婚式の引き出物や母の日の贈り物で買い求めるケースもあり、人気が広がっている。

 「松江OKS(お菓子)プロジェクト」で、「あんケーキサンド」を発売した中浦食品。JR松江駅のシャミネ松江店内の直営店は、初回製造した千個の残量を見ながら1日10~20個を陳列し、午前中には売り切れる日が続く。

 原材料がようやくそろったことで増産に着手し、6月中旬までに4千個を生産する計画。宇佐美仁志統括部長は「リピート購入につなげたい」と話す。福田屋の「松江ふわり」は自社の既存商品と比べ3~5倍の売れ行き。風流堂も好調で、内藤葉子社長は「県外の方にも良さが伝わればもっと伸びる」と期待した。

 大型連休中、観光客でにぎわった島根県観光物産館は「ご縁をむすび」という島根らしいネーミングに引かれ、手に取る客が多かったという。箱入り4種セット(3664円)は、結婚式の引き出物に使いたいという注文が数件入り、母の日のプレゼントでの発送もあった。

 同じセットを取り扱い、200個が売れた通販サイト「山陰いいもの五つ星ショップ」も贈答用が多い。

 三英堂の岡英介総合企画室長は「4社のお菓子それぞれの特徴を生かした売り方を考えたい」と今後の展開を見据えた。(藤本ちあき)