「ペガーボール」のポンチョとボール
「ペガーボール」のポンチョとボール
ボンチョを着た鬼(手前右)にボールを投げる「ペガーボール」で遊ぶ児童ら=出雲市斐川町上直江、アクティーひかわ体育館
ボンチョを着た鬼(手前右)にボールを投げる「ペガーボール」で遊ぶ児童ら=出雲市斐川町上直江、アクティーひかわ体育館
「ペガーボール」のポンチョとボール ボンチョを着た鬼(手前右)にボールを投げる「ペガーボール」で遊ぶ児童ら=出雲市斐川町上直江、アクティーひかわ体育館

 鬼ごっことボール投げを融合したスポーツ「ペガーボール」が、出雲市内でじわじわと人気を集める。単純なルールで誰でも楽しめるのが魅力。昨年末にお笑いコンビ「かまいたち」のテレビ番組で紹介され、県内で唯一、用具を保有する団体に問い合わせが相次いでいる。

 ペガーボールは2014年、福岡県の企業が特別支援学校の児童、生徒に運動を楽しんでもらおうと考案。日本ペガーボール協会(東京都)によると現在、200団体以上が取り組む。

 ルールは、鬼1人と5人一組のチームをつくり、20メートル四方のコート内を逃げ回る鬼にぶつけたボールの多さを競う。ボールは40個あり、鬼は、布製のボールが着脱しやすい面ファスナーでできたポンチョを着る。

 ひかわスポーツ夢クラブ(出雲市斐川町上直江)が18年、障害者の教室用に導入し、個人や養護学校、幼稚園にポンチョとボールを貸し出している。

 体験した出雲市立中部小学校5年の佐野令依さん(11)は「鬼にボールを投げるだけで楽しく、またやりたいと毎回思う」、近くの会社員、佐藤明孝さん(56)は「ルールが簡単で覚えることがなく、運動不足が解消できる」と話す。

 クラブの若槻かおりマネジャー(31)は「車いすでも、健常者と一緒に楽しめる。コロナ禍でも感染対策をして、ぜひ体験してほしい」と呼びかけた。

 同クラブは1回千円で、用具を貸し出す。問い合わせは運営元の斐川体育協会、電話0853(72)7411。 (広木優弥)