読者の皆さんから、身近なテーマについてコメントを募り、山陰中央新報とSデジに掲載する「さんコメ!」。「配偶者を、どう呼ぶ?」に、たくさんの投稿をありがとうございました。紙面には一部しか載せていませんが、Sデジでは全てのコメントを読むことができます。記者の雑感もありますので、お楽しみください。(かっこ内はペンネーム。内容は一部要約・編集しています)
結婚した20代は名字で呼んでました。しばらくして、私も同じ名字だから「変じゃない?」って義母に言われて、名前で呼んでました。娘が生まれて言葉を覚え始めた頃、義母たちが○○ちゃんって呼ぶの真似をするからと言われ、それからは「お父さん」です。
「ダンナ」とは絶対に呼びません。「オット」と呼んでいます。中にはパートナーと呼んでいる人もいます。相方は少し恥ずかしい。お互い対等である呼び方がいいなぁと。
50代の子なし夫婦。互いにあだ名で呼んでいます。人前では恥ずかしく「旦那さん」か、名前に「さん」を付けていますね…。「妻」とか「旦那」とかはただ単にそういうポジションであることを意味しているんですよね。互いを思いやる気持ちが含まれていると良いですけど。(ネコネコ)
私は「父ちゃん」って呼んでいます。夫も主人もなんだか恥ずかしく、結婚15年が経過し「父ちゃん」に落ち着きました。(こいほー)
夫は私のことを「妻」と呼んでいるようです。周囲の同世代男性は「うちの嫁が~」と言う人ばかりで、「嫁でいいんじゃないの?」と聞くと、「嫁という言い方は、配偶者を下に見ているような気がして好きじゃない。僕とあなたは対等だし、そもそも家にいてもらうだけでなく、どこでも好きに活動してほしいから」とのこと。改めてこの人と結婚して良かったと思った出来事でした。(みっちゃー)
テレビで年配の方から若い方まで「主人が…」と話しているのを聞くと違和感を覚えます。私は人に話す時は「夫」、夫は私を「家内」と言うので、「妻」と呼んで、と言ってます。(60代の妻)
高校時代、昼休みの時に女子ばかり5、6人でお弁当を食べながら「どう呼ぶ?」と話をしたことがある。「あなた」「ダーリン」「名前」「あだ名」など。男子もやってきて大騒ぎしたことがある。私は結婚しなかったから呼び方はわからないが、名前を呼んでもらうのがうれしい。(ドルチェ)
最初の東京の夫は、所作にうるさい家だったので器用に使い分けていた。2人目はアメリカ人だったので、名前の一択。対外的には「妻/夫」の場合も。選択肢が少ないので非常に楽だった。3人目の島根県民は、しゅうとめから「お母さん」、夫から「家内」呼ばわりされた時点で入籍を断り、しばらく同居した後、破綻。相手をどう認識するか、人前でどう扱うか、いかに一人の人間として尊重するかはとても大切だと思います。
「旦那」と呼ぶのは上から目線みたいで嫌。「名前+リン」は?と確認すると、それは恥ずかしいようで「パパ→パパリン」に変わりました。(Mikitree)
夫と妻が対等な呼び方。だから、私は夫と呼んでいます。パートナーと呼んでいる方もいらっしゃいました。同性婚でも使いやすい気がします。男の人が「うちの嫁が…」と言っているのを聞くと、ちょっと違和感があります。主従関係のイメージがあります。(素麺)
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次回のテーマは「気になる校則」です。下着の色の指定、男女交際の禁止-など理不尽な「ブラック校則」も問題視されていますよね。教科書などを置いて帰る「置き勉」が許されるなど、時代とともに変わった面もあります。皆さんの時代や、お子さんたちはどんな校則がありますか。見直したほうがいいルールを考えましょう。コメントをツイッターとLINEで募ります。ツイッターは「#さんコメ」をつけて、つぶやいてください! 8月中に特集を組みます。