12選挙区で、定数36に対し、42人が立候補の意向を示している。立候補予定者数が定数を上回っているのは松江、浜田、出雲、益田、雲南・飯石、鹿足の6選挙区。松江は既に表明した新人以外にも複数人が立候補を模索しており、激戦となる可能性が高い。安来も野党系新人の擁立を目指す動きがある。仁多など3選挙区は無投票の公算が大きくなっている。

 立候補を予定するのは現職29人、新人13人。党派別では自民27人(公認24人、推薦3人)が最多で、立憲民主4人(公認1人、推薦3人)、公明2人(公認2人)、共産2人(公認2人)、国民1人(公認1人)、無所属6人となっている。

 自民は松江、出雲、益田でベテラン3人が引退を表明した。出雲で4人、松江3人、浜田は2人の新人が既に立候補を表明し、世代交代に向けた動きが活発になっている。

 立民は出雲、雲南に新人を擁立し、現職がいない選挙区での議席増を狙う。公明は出雲の現職1人が引退し、後継として新人...