雲南市大東町上久野で取れたコシヒカリを100%使った米粉クッキー。米粉特有のホロホロ感と優しい甘みは唯一無二。偶然見つけて手に取った日から1年もたたないが、朝食の最後に食べて元気をもらったりと日常に溶け込んでいる。
塩、チョコチップ、抹茶、チョコの4種。原材料のシンプルさが安心感につながり、お菓子を控えている時でも罪悪感がない。一番人気の塩は米粉、バター、アーモンドプードル、砂糖、蜂蜜、岩塩の六つのみ。ちなみに記者の一押しは、塩味と甘味のバランスが絶妙なチョコチップだ。
発売は2015年ごろ。代々稲作農家という大東農産加工場(雲南市大東町飯田)の中西正義社長が、年間通して地元のコメを味わってほしいと商品化。近くに構える「パン工房・米風香」で、従業員3人が丁寧に手作りする。
暑い時期となった。冷蔵庫で冷やして食べると、コメのほのかな甘さが際立つようでお薦めする。
価格はチョコが320円で、他3種は300円。米風香、モリモリ奥出雲(松江市)、みしまや東川津店(同)、雲南市内のAコープなどで販売する。問い合わせは大東農産加工場、電話0854(43)6686。
(政経部・今井菜月)