JR米子駅のがいなロード開通を記念した「大鉄道博in米子」が5日、米子市末広町の米子コンベンションセンターで開幕した。家族連れや鉄道ファンが、鉄道模型の運転体験や鉄道の歴史を紹介する展示を楽しんだ。
鉄道イベントとしては展示面積が山陰最大級。米子市とJR西日本、とっとりコンベンションビューロー、BSS山陰放送がつくる実行委員会が主催する。
目玉展示の鉄道模型は、縮尺が異なるNゲージ、HOゲージ、Gゲージの3種類がある。1両の大きさは最小のNゲージが約15センチ、最大のGゲージが約30センチ。3種類がそろって展示されるのは珍しいという。若桜鉄道で実際に使用された踏切警報機の音を聞き、ミニ新幹線の乗車体験も楽しめる。
家族5人で市内から来場した飯野響暉君(11)は「Nゲージで、知っている電車を運転するのが楽しかった」と話し、親子2人で来場した市内の多久和暁君(8)は「踏切が大きくてよかった」と笑顔だった。
最終日の15日まで無休で、開催時間は午前10時~午後4時半。入場料は中学生以上1500円、子ども千円。3歳以下は無料。問い合わせはBSS山陰放送内の実行委事務局、電話0859(33)2111(平日午前10時~午後5時)。(中村和磨)