バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは20、21の両日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で初めての東京・ホーム戦に臨み、茨城ロボッツに1勝1敗で通算19勝12敗となった。首位の琉球ゴールデンキングスも宇都宮に1勝1敗だったため、西地区2位、首位との差は「2」で変わらない。初めて開催された東京・ホーム戦の可能性と、西地区首位争いの今後を展望する。

(編集局・舟越幹洋)

 茨城戦は首位、琉球に迫るチャンスだったが、2戦目は敗れ、残念だった。「茨城になんで負けるの?」と思ったファンも多いだろう。敗因を分析すると、今のチームの課題が見えてくる。一番の理由はウィリアムス・ニカの欠場だ。

ウィリアムス・ニカ  

ニカの欠場、攻守に影響


 茨城は東地区8位ながら、新たに選手を補強し、巻き返しを図っている。1試合目は茨城のNBA経験のある外国人選手にボールを集められ、リードされた。...