バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは17日、ホームの松江市総合体育館で同じ西地区で4位の広島ドラゴンフライズと今シーズン初の「中国ダービー」に臨み、75ー66で勝利し、通算18勝11敗で西地区2位の座を守った。この日、西地区首位の琉球ゴールデンキングスが同3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗れ、20勝9敗となり、スサマジは首位に勝敗差で「2ゲーム」と迫った。4クオーター終盤まで激しく争った広島戦のポイントを解説し、いよいよ首位に迫ったスサマジの今後の戦いを展望する。(編集局・舟越幹洋)

安藤誓哉(右)

 広島は2023年末、秋田、長崎との連戦をものにし、4連勝と勢いが出てきた。秋田は新外国人の加入で戦力がアップし、長崎は天皇杯でアルバルク東京を下した注目のチーム。

 広島はマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンを交互に繰り出し、オフェンスではじっくりボールを回しながら、得点力のある長身の外国人選手にボールを集めてくる。...