
ー 2023年は創業周年の節目の年でした。
11月に益田市内で式典を開き、社員一同で祝いました。
私のあいさつでは「先人の苦労と今ここにいる社員の頑張りでこの日を迎えられた。70周年はあくまで通過点。皆で百年企業を目指そう」と率直な思いを述べました。
生産年齢人口の減少を見据え、「ものづくりは人づくりから」という社の原点に立ち返り、人材育成に力を入れます。
ー 人手不足や資材の高騰が進む中で現場の業況はいかがですか。
開通まで2年に迫った山陰道三隅益田道路の工事を国土交通省から受注し、引き続き施工しています。
人口減少に伴う人手の不足や、材料費、労務費の高騰を見込み、利益率をどう高めるかに腐心しています。協力会社との連携を一層強化し、対応していきます。

ー 23年は障害者雇用で優れた取り組みを認定する厚生労働省の「もにす認定制度」に選ばれました。
同6月1日現在で障害がある社員5人(身体障害者、知的障害者)を雇用しており、実雇用率は、法定雇用率(2.3%)を大きく超える5.84%でした。
事務職や公園の管理業務など、その人に合ったさまざまな業務に従事しており、今後も引き続き雇用に取り組みます。
ー 人材育成に向けた取り組みは。
24年度は前年度と同数の新卒7人を採用する予定です。
個々に磨きをかけ、仕事を通して社会人としての成長を促すことが社の使命であると肝に銘じています。福利厚生面の充実や資格取得の支援にも引き続き力を入れていきます。


「個の力」に磨きを、自分自身についた学びの習性は一生失うことはありません。学びの習性によって、徳、技術、資格が得られ個の力となって失うことはありません。
個の力は学びによって養われます。社会人となって常に学びを忘れずに、よりよい人生を送るためにも、自分自身を失うことなく学び、「個の力」に磨きをかけてください。

大畑 勉=島根県益田市出身(72歳)2015年現職に就任
趣味はロードバイクと読書です。昨年も、「しまなみ海道」を疾走し、爽快なサイクリングを楽しみました。また「益田INAKAライド」を完走しました。
山登りも好きで、屋久島の縄文杉に会いにも行っています。最近の読書は松下幸之助の本を再読しています。また、クロスバイクを購入しましたので、暖かくなれば街走りを楽しみたいと思っています。
大畑建設HP












