練習に励む和多田光流君=安来市安来町、安来囲碁教室
練習に励む和多田光流君=安来市安来町、安来囲碁教室
指導者の三島真也さん(中)から助言を受ける和多田光流君(右)=安来市安来町、安来囲碁教室
指導者の三島真也さん(中)から助言を受ける和多田光流君(右)=安来市安来町、安来囲碁教室
練習に励む和多田光流君=安来市安来町、安来囲碁教室 指導者の三島真也さん(中)から助言を受ける和多田光流君(右)=安来市安来町、安来囲碁教室

詰碁や海外とオンライン対局
 和多田 光流君(雲南・大東小3年)

 雲南(うんなん)市の自宅(じたく)から片道(かたみち)1時間かけて安来(やすぎ)市の囲碁(いご)教室に通い、めきめきと腕(うで)を上げている小学生がいます。山陰両県の囲碁大会で上位入賞を続ける雲南市立大東(だいとう)小学校3年、和多田(わただ)光流(こうる)君(9)です。海外の愛好家ともオンラインで対局するなど「強い人たちとたくさん戦い、多くのことを学びたい」と練習に励(はげ)んでいます。

 囲碁に興味(きょうみ)を持ったのは5歳(さい)の時。祖父(そふ)・禎哉(よしや)さん(65)が、囲碁の対局手順を記録した棋譜(きふ)を見ながら打ち方を熱心に研究する姿(すがた)を見て「面白そう。おじいちゃんと囲碁を打ってみたい」と思い、本格(ほんかく)的に勉強するため囲碁教室に通い始めました。

 週1回通う安来囲碁教室(安来町)では、大人や中高生に交じって碁石を打ちます。教室で精進(しょうじん)する一方、自宅でも囲碁の勉強法の一つである詰碁(つめご)を「1日100問する」と自らに課す努力家で、今では大人と互角(ごかく)の勝負をするほど強くなりました。

 自宅では念願だった祖父との対局を楽しんだり、韓国(かんこく)や中国などの海外愛好家ともオンライン対局したりして腕を磨(みが)いているといいます。5月には4級に昇級(しょうきゅう)しました。

 安来囲碁教室を運営(うんえい)する三島(みしま)真也(しんや)さん(43)は「手を抜(ぬ)かず、一生(いっしょう)懸命(けんめい)に取り組む姿勢(しせい)が素晴(すば)らしい。急激(きゅうげき)に成長しており今後が楽しみ」と期待を寄(よ)せます。光流君を安来市まで車で送迎(そうげい)する母共倖(ともこ)さん(38)も「囲碁を始めると目が生き生きと輝(かがや)き出す。応援(おうえん)したい」と温かく見守ります。

 光流君は、8月下旬(げじゅん)に東京都である文部科学大臣杯(はい)少年少女囲碁大会に島根県代表として出場予定でしたが、全国的な新型(しんがた)コロナウイルスの感染(かんせん)拡大(かくだい)を踏(ふ)まえ今回は辞退(じたい)を決めました。「楽しみにしていたので残念だが、来年の全国大会に向けてまた頑張(がんば)りたい」と気持ちを切り替(か)え、さらなる飛躍(ひやく)を誓(ちか)っています。

プロフィル
【好きな教科】書写
【好きな食べ物】ご飯
【はまっているもの】骨格(こっかく)標本作り
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】医者