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たたら場で使われた天秤鞴を実際に踏む体験ができる=安来市安来町、和鋼博物館
記者のオススメPOINT
ふいごを踏んで風を起こす体験ができる

 

 たたら製鉄や鉄について学ぶ博物館。足を使ってふいごを動かしたり、砂鉄の重さを体感したりしながら鉄の文化に触れる。

 砂鉄を精錬し鉄を取り出すたたら製鉄関連では、炉に風を送る天秤鞴(てんびんふいご)などを展示。明治時代に使われたふいごを踏んで風を起こす体験をする。小さな子ども用のふいごもある。
 

小さい子どもが風を起こす体験ができるふいごもある

 山陰両県でかつて、砂鉄を採取する時に行われていた「鉄穴(かんな)流し」も学べる。砂や土に混じる砂鉄を、川や水路の流れによって土砂と砂鉄に分離させる。鉄穴流しで採取した砂鉄の重さも感じ取れる。

 

砂鉄の重さを体感するコーナーもある

 精錬した鉄は日本刀の原料になる。日本刀の展示では太刀や刀、脇差しの違いや刃文を比べながら鑑賞する。重さ約1キロ、長さ78センチの刀を実際に持ち記念撮影もできる。中学生以下の場合は模造刀を持って撮影する。
 

太刀や刀、脇差しが並び、違いを比べながら鑑賞できる

 施設内には休憩に適する展望ラウンジや絵本もある。図書館、授乳室もある。
 

本物の刀を持つことができるコーナーもある(中学生以上)
和鋼博物館(安来市)
所在地:安来市安来町1058(MAP
開館時間:午前9時~午後5時
定休日:水曜日(祝日と重なった日は翌日)12月29日~1月3日
入館料:一般は310円、高校生210円、中学生以下は無料
駐車場:あり
授乳室:あり(図書館内)
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