いつも兄妹で練習する渡辺凌駕君(左)と渡辺明咲緋さん=浜田市下府町、国府海水浴場
いつも兄妹で練習する渡辺凌駕君(左)と渡辺明咲緋さん=浜田市下府町、国府海水浴場
ターンを決める渡辺凌駕君
ターンを決める渡辺凌駕君
大波に乗る渡辺明咲緋さん
大波に乗る渡辺明咲緋さん
いつも兄妹で練習する渡辺凌駕君(左)と渡辺明咲緋さん=浜田市下府町、国府海水浴場 ターンを決める渡辺凌駕君 大波に乗る渡辺明咲緋さん

練習環境に恵れ、めきめき上達

  渡辺 明咲緋さん(浜田・国府小2年) 
  渡辺 凌駕君(浜田・国府小4年)

 冬の日本海、サーフボードで荒(あら)波(なみ)に立ち向かい、ターンやカットバックといったサーフィンの技(わざ)を決める兄妹(きょうだい)がいます。

 兄の浜(はま)田(だ)市立国(こく)府(ふ)小学校4年、渡(わた)辺(なべ)凌(りょう)駕(が)君(9)と、妹で同小2年の明(あ)咲(さ)緋(ひ)さん(8)は、2019年8月、高知県であった第54回全日本サーフィン選(せん)手(しゅ)権(けん)大会に島根県代表として出場。同月、徳(とく)島(しま)県であった「BOB(ボブ) SURFING(サーフィン)CONTEST(コンテスト)」のビギナークラスでは出場27人のうち、凌駕君が優(ゆう)勝(しょう)、明咲緋さんが準(じゅん)優勝という兄妹でワンツーフィニッシュという快(かい)挙(きょ)を達成しました。

 全国のサーファーたちが注目する兄妹が、サーフィンを始めたのは2017年春から。自(じ)宅(たく)近くの浜田市下府(しもこう)町でサーフショップ「REVOLUTION(レボリューション)」を経(けい)営(えい)し、現(げん)役(えき)の選手でもある父、改(かい)さん(41)の指(し)導(どう)を受けながら、海につかることからスタートしたといいます。すぐ近くにサーフィンに適(てき)した国府海水浴場があり、季節に関係なく2人は練習に向かい、めきめきとサーフィンの技(ぎ)量(りょう)を上げていきました。

 今では冬の高波もイルカのようにくぐり抜(ぬ)け、海岸から100メートル以上沖(おき)で、乗れそうな波を待ちます。タイミングを合わせてボードに立って波に乗り、素(す)早(ばや)い動きで技を繰(く)り出します。

 凌駕君は「技をかけて、成功したらうれしい」と厳(きび)しい練習で達成感があるといい、明咲緋さんは「大きい波に乗るのは気持ちいい」とサーフィンの魅(み)力(りょく)を紹(しょう)介(かい)します。

 凌駕君は小学生の「キッズクラス」、明咲緋さんは18歳(さい)までの女(じょ)性(せい)が対象の「ガールズクラス」で選手として活動していますが、将(しょう)来(らい)は「難(むずか)しい技に挑(ちょう)戦(せん)する世界チャンピオンになりたい」(凌駕君)、「毎日練習してオリンピックに出たい」という夢(ゆめ)を抱(いだ)いています。

 2人に日本サーフィン連(れん)盟(めい)島根支(し)部(ぶ)の波(は)多(た)野(の)耕(こう)二(じ)支部長(45)=浜田市国分町=は「とにかく楽しみながらサーフィンをして、全国でも通用する選手になってもらいたい」と大きな期待をかけています。

 

プロフィル
【好きな教科】
 図工(凌駕君、明咲緋さん)
【趣(しゅ)味(み)】
 サーフィン(凌駕君、明咲緋さん)
【好きな芸能人(げいのうじん)・歌手】
 サーフィンに合う洋楽(凌駕君)
 松たか子(明咲緋さん)
【尊(そん)敬(けい)する選手】
 イタロ・フェレイラ(凌駕君)
 五十嵐(いがらし)カノア(明咲緋さん