水産物を活用した各地のご当地グルメが堪能できる「第15回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in境港」が9日、境港市竹内団地の境夢みなとターミナル周辺で始まった。国土交通省の「みなとオアシス」に認定される32港の自慢料理32品が1食300~600円で販売され、県内外の来場者でにぎわっている。10日まで。入場無料。
ご当地グルメの普及を通じ海や港からの地域活性化を図るため、みなとオアシス全国協議会とSea級グルメ全国大会in境港実行委員会が主催。山陰両県で初めて開かれた。
山陰両県からは、地元境港の「元祖牛骨モサエビらーめん」をはじめ、隠岐の「隠岐そば」(西郷港)「西ノ島さざえカレー」(別府港)「ちぶり島コロッケ」(来居港)や、石見の「ミズダコトルティーヤ」(温泉津港)「浜田アンコウとノドグロ旨み焼売」(浜田港)の6品が出品された。
境港を除く31港の自慢料理の中から、来場者の投票で本年度のナンバーワンを決めるとあって出展者も懸命に呼び込みに努めた。大会は10日も午後4時まで開催し投票は同2時で終了する。
会場の夢みなと公園では「さかい夢みなと朝市」も開かれており、境高生が考案した「境高パフェ」や、境港総合技術高生も参加した「若銀鮭の南蛮漬」も人気を集めた。 (松本稔史)