大田市三瓶町の三瓶山西の原で17日、水鉄砲で遊ぶイベント「マウンテンスプラッシュ」があり、親子連れら30人が水を掛け合って楽しんだ。
「山の日」の11日に合わせ、三瓶山に親しんでもらおうと、同町や浜田市内の2カ所でサバイバルゲーム場を運営する任意団体「浜田ホビー大学Jr.サバゲー部」が昨年に続いて企画した。11日が雨天で延期して開いた。
西の原の芝生に20メートル四方の特設フィールドを設置し、15人ずつに分かれたチーム戦で実施した。
空気の力で10メートル近く飛ぶ水鉄砲を手に、はだしで駆け回り、障害物を利用して相手の攻撃をかわしたり、背後に回り込んだりして水鉄砲を撃ち合うと、誰もがずぶぬれになった。
青々と茂った草原には時折、涼やかな風が吹き、夏の終わりが近いことを感じさせた。友達と参加した地元の志学中学校3年、宮脇晃太さん(15)は「水が気持ち良く、すごく楽しい」とはしゃいでいた。(勝部浩文)