「龍神祭」で、船に乗って漁港を回る住民ら=松江市美保関町笠浦
「龍神祭」で、船に乗って漁港を回る住民ら=松江市美保関町笠浦

 松江市美保関町笠浦で7日、豊漁と海上の安全を祈る伝統の祭り「龍神祭」があり、漁船に乗った住民らがミカンやお酒を海にまき、手を合わせて祈った。

 龍神祭では長年、地元住民がわらで編み上げた小舟「龍神丸」を担ぎ、地区を練り歩いた後、海に浮かべていた。高齢化やわらの舟を作る造船技師が不在になり、規模を縮小して営まれた。

 住民や宮司らが漁船に乗って漁港近くを回り、ミカンやお酒、米を海にまいて豊漁を祈った。祭りの後は住民らにミカンが配られた。

 自治会長の山根一孝さん(68)は「高齢化が進んでいるが、祭りを続けてほしい」と話した。(石飛達哉)