豪華な衣装、個性的な面をつけて舞う益田市内の神楽社中(資料)
豪華な衣装、個性的な面をつけて舞う益田市内の神楽社中(資料)

 島根県西部の伝統芸能・石見神楽が盛んな益田市が16日から23日まで神楽ウイークに入り、パレードやシンポジウム、神楽衣装での街頭あいさつ運動など多彩なイベントが開かれる。神楽社中のメンバーや観光関係者でつくる実行委員会が企画し、日本遺産にも認定された石見神楽の世界を内外にアピールする。
 Masuda石見神楽Week実行委員会(藤原政志委員長)は、神楽の認知度向上を進めるプロジェクトチーム「Iwamiカグラボ」が母体。メンバー11人は神楽をテーマにしたストーリー「神々や鬼たちが躍動する神話の世界」が日本遺産に認定された5月20日(2019年)を「石見神楽の日」と定め、同日前後を神楽ウイークとして、PR期間と位置づけた。
 神楽ウイークは16日午前10時、同市有明町の島根県芸術文化センター・グラントワで開幕。市内社中の若手が演目「岩戸」を披露した後、きらびやかな衣装の舞い手たちが同市常盤町のキヌヤ益田ショッピングセンターまでの約600メートルを練り歩く。同11時にキヌヤで記念撮影もある。
20日は午後1時半にグラントワで「益田の石見神楽の歴史と変遷」と題したシンポジウムを開催。22日はキヌヤ駐車場で、人気演目に登場する恵比須(えびす)と触れ合えるイベントもある。23日はグラントワで市内6社中が計7演目を披露する。23日の公演以外は無料。
 期間中、市役所や国道9号沿いのカーディーラーなど市内14カ所で衣装を展示するほか、17~21日の朝は舞い手が11小学校、2保育園の通学路や交差点に立ち、あいさつ運動する。
 12日に概要を発表した藤原委員長(39)は「幅広い層に神楽ファンになってほしい。来年以降も継続したい」と話した。
(中山竜一)