「時差式の信号機って戸惑いませんか」。こんな指摘が、読者から「新潟日報もっとあなたに特別報道班」(もあ特)に寄せられた。職場の同僚とも、車で道を走っていて出くわす不思議な信号機の話で盛り上がった。例えば、赤信号なのに右と左、直進のあらゆる方向に矢印が出ている信号機は、青信号とどう違うのだろうか。信号の脇には「時差式」との表示もある。疑問を解消するために、新潟県警に話を聞いた。(新潟日報 報道部・西山祥子)
時差式信号機は、対面通行の道路でいずれか一方の通行時間を延長する信号機。対向車が停車していても、青信号が出ているこちらは進むことが可能だ。3方向に矢印が出る信号機も時差式信号の一種。ただ、運転中に出くわすと、赤信号に戸惑ってついブレーキを踏んでしまう人もいるようだ。疑問を寄せた読者は、「特に運転初心者は迷ってしまうのでは」と心配する。
県警交通規制課によると、...