半月と満月の間の月=4月24日、三瓶自然館サヒメルの天文台で撮影(さつえい)
半月と満月の間の月=4月24日、三瓶自然館サヒメルの天文台で撮影(さつえい)

みなさんが考えた名前を紹介

 月は日ごとに形を変えます。新月(しんげつ)、三日月(みかづき)、半月(はんげつ)、満月(まんげつ)というふうに月の形には名前がついていますね。では、半月と満月の間の少し太った月は何と呼(よ)べばよいでしょう。

 その形の月は、今月なら20日から22日ごろに見られます。夜のはじめごろに南の空にあって、見やすい月です。ただ、「十日余(あま)りの月」などの呼び名はあるものの、誰(だれ)にでも通じる名前はあまりなさそうです。

 4年前、その月の名前を考えてほしいと、この連載(れんさい)記事で呼びかけたことがあります。そのとき、みなさんが考えてくれた名前は、少ししか知ることができませんでしたので、先ごろ三瓶(さんべ)自然館サヒメルで催(もよお)した企画展(きかくてん)の中の「さんいん きらめく星」コーナーで、改めて名前を募集(ぼしゅう)してみました。ここで寄(よ)せられた名前を一部紹(しょう)介(かい)します。

 多かったのは、「卵(たまご)月」、「レモン月」、「オムライス月」、「瞳(ひとみ)月」など、似(に)ている物の名前を付けたもの。人の顔に見立てた「顔月」には、なるほどと思いました。「ふっくら月」、「ふくよか月」、「ぽっこりん」も形をうまく言い表しています。

 欠けた部分に注目した「うすかけ月」や、「丸」に少し足りないから「九ちゃん」というのは、視点(してん)がユニークです。「福月」、「幸せ月」などもみなさんの持つイメージが伝わります。

 まだまだいい名前がたくさんあって紹介しきれませんが、どれかにはぜひ広まってほしいものです。

◆島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ)