東京五輪・パラリンピックのポスターコンクールで金賞を受賞した小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校
東京五輪・パラリンピックのポスターコンクールで金賞を受賞した小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校
金賞に輝いた大山中学校の小原乙華さんの作品
金賞に輝いた大山中学校の小原乙華さんの作品
美術部の後輩(左奥)とともに、作品作りに励む小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校
美術部の後輩(左奥)とともに、作品作りに励む小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校
東京五輪・パラリンピックのポスターコンクールで金賞を受賞した小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校 金賞に輝いた大山中学校の小原乙華さんの作品 美術部の後輩(左奥)とともに、作品作りに励む小原乙華さん=鳥取県大山町所子、大山中学校

組織委募集のポスターコンクールで最高賞
 小原 乙華さん 大山中(鳥取)3年
 

  国旗と地球、選手躍動

「大変な時だから 支ささえ合いたい」

 東京五輪・パラリンピック組(そ)織(しき)委員会が全国の小中学生から募(ぼ)集(しゅう)した2019年度のポスターコンクールで、鳥取県大(だい)山(せん)町立大山中3年の小(こ)原(はら)乙(おと)華(か)さん(15)が最高賞の金(きん)賞(しょう)を受賞しました。いろいろな国旗を組み合わせた地球と躍(やく)動(どう)する選手たちを描(えが)いた力作です。新(しん)型(がた)コロナウイルスの影(えい)響(きょう)で五輪は来夏に延(えん)期(き)になりましたが、小原さんが絵に込(こ)めた「みんなで一つになり、応(おう)援(えん)し合おう」という思いは変わりません。

 ポスターコンクールは、五輪への関心を高めるため15年度に始まりました。5回目となった19年度は「世界の選手を応援しよう」がテーマでした。全国から3万7804点の応(おう)募(ぼ)があり、小原さんを含(ふく)む5人が金賞、3人が銀賞、6人が銅(どう)賞、18人が優(ゆう)秀(しゅう)賞を受賞しました。

 小原さんの作品は、各国のカラフルな国旗が描かれた地球と白色との取り合わせで、応援する人たちの思いが膨(ふく)らむ様子を表(ひょう)現(げん)しています。テニスやフェンシング、パラ陸上など、各競(きょう)技(ぎ)に挑(いど)む選手たちを躍動感いっぱいに描きました。

 小さい頃(ころ)から母親とお絵描(か)きをしていたという小原さん。絵を描くのが好きで、現(げん)在(ざい)、美(び)術(じゅつ)部の部長を務(つと)めています。3年生は小原さん1人ですが、2年生2人と一(いっ)緒(しょ)に、それぞれが決めた油絵や版(はん)画(が)などの課題に取り組んでいます。

 美術部の酒(さか)瀬(せ)川(がわ)宝(とみ)子(こ)顧(こ)問(もん)は「小原さんはものすごく発想力が豊(ゆた)か。後(こう)輩(はい)への気(き)遣(づか)いもできる部長」と頼(たよ)りにしています。

 金賞を受賞したポスターは、図書館でスポーツの本を読み、写真を見て競技の特(とく)徴(ちょう)や選手の動きを調べ、発想を膨らませました。国旗の色付けなど細(こま)かな作業を根気よく続け、約3か月かけて完成させました。

 その作品は現在、組織委のホームページで公開されています。今後、関連イベントでも掲(けい)示(じ)される予定です。

 小原さんは「新型コロナで大変な時だからこそ、お互(たが)いの国が支(ささ)え合って困(こん)難(なん)を乗り越(こ)え、五輪とパラリンピックを迎(むか)えられたらいい」と願っています。

 

 プロフィル
【好きな教科】
 美術、英語
【性(せい)格(かく)】
 マイペース
【好きな有名人】
 畠(はたけ)山(やま)愛(あい)理(り)さん(元新体(たい)操(そう)選手)【尊(そん)敬(けい)する人】
 お母さん