出雲市の戦没者6244人に祈りを捧げる追悼・平和祈念式典が11日、市民会館であった。1998年から続く市主催事業で、約240人が平和への願いを新たにした。
遺族代表らの献花などに続き、2~3月に日本遺族会から遺骨採集のためテニアン島に派遣された出雲市里方町の山崎功さん(80)が登壇し、日本の南約2400キロの南太平洋の島で手りゅう弾、水筒などが今なお見つかることを写真で紹介。人類学者の故楢崎修一郎さんの言葉を借り「語ること、調べることを忘れたら戦没者が二度死ぬことになる」と訴えた。
平和学習に取り組んだ市立湖陵小学校6年生の野津帆花さん(11)、鎌田蒼君(12)、本田賢信君(12)、野津七美さん(11)が「平和への誓い」を発表。鎌田さんは「命があることを当たり前だと思わず、今ここに生きている幸せに感謝して過ごしていきたい」と話した。
(藤原康平)













