
生態系に悪影響を及ぼす竹林の放置が問題となっている中、山陰両県の企業が竹のビジネス利用を拡大させています。食用に不向きな幼竹の下処理技術の開発や、竹の外観を生かした家具づくりなどで「厄介者」とされる地域資源の商業化を進めています。
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島根県立大東高校にレスリング部が発足します。雲南市が会場となっている2030年の国民スポーツ大会を見据え、地元のスポ少関係者や高校OBが創部を働きかけて実現しました。2025年度は5人が入部予定。まずはインターハイに1人でも出場し、高校と地域活性化の起爆剤にしたいと関係者は夢を膨らませます。
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放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」には、浜田藩主を務めた老中・松平康福(やすよし、1719~89年)が登場しています。浮世絵の版元として商才を振るった蔦屋重三郎を主人公に、老中・田沼意次が君臨した江戸中期が舞台。意次と親戚関係だった康福も幕臣として名を連ねています。地元・浜田市の関係者は康福のPRに向け構想を膨らませています。
⇒大河「べらぼう」に登場 浜田藩主を務めた松平康福 茶に精通する文化人の側面も?!
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コロナ禍で若年層に広がった編み物が、アイドルのSNS投稿などを契機に、再びブームとなっています。中高年が主な客層の老舗毛糸店には若い女性の来店が増加。綿糸メーカーは編み物用の新商品を投入し、商機を見いだしています。 ⇒ アイドルのSNS投稿契機 編み物が若者間で再ブーム メーカー商機、新商品
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