星を見るのに最適な三瓶山北の原=大田市三瓶町
星を見るのに最適な三瓶山北の原=大田市三瓶町

街明かりさけ 開けた所を

 暖かくなり、夜の星を見るにも出かけやすくなってきました。たくさんの星を見上げると、それだけで癒(い)やされるものです。

 星を見るのに最適(さいてき)な場所の条(じょう)件(けん)は、周りが開けていて空が広く見渡(わた)せること、街明かりが届(とど)かないことです。山(さん)陰(いん)地方の都市はあまり大きくないので、街から車で数十分離(はな)れただけでも、そのような場所が見つかります。

 それでも、いつも気軽にはそこへ行けないかもしれません。ですから、家の近くでも、星が「そこそこ」見られる場所を探(さが)してほしいのです。公園やちょっとした高台など、空が見やすく、街灯がそばにないか何かにさえぎられている所が、いくつかあるはずです。

 そして、みなさんの家も星を見る場所の一つになります。都会の家でも庭やベランダなどから、月や明るい星なら見られるでしょう。その時々によって、どこで見るのか選べばいいのです。

 ちなみに、私(わたし)がよく星を見る場所は、自(じ)宅(たく)のベランダ、歩いて4分ほどの田んぼのほとり、1キロあまり離れた公園の展(てん)望台(ぼうだい)、そして、じっくり星空を楽しむときには、三(さん)瓶(べ)自然館サヒメルの近く三瓶山北の原という草原に行きます。

 みなさんも自分だけの天体観察場所を見つけてください。ただし、場所探しは昼間のうちにしてください。そして、近くでも夜は必ず大人と一緒(いっしょ)に出かけてくださいね。

◆島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ)