全国植樹祭を記念したオリジナルフレーム切手のレプリカ
全国植樹祭を記念したオリジナルフレーム切手のレプリカ

 大田市の三瓶山北の原で30日に開かれる「第71回全国植樹祭」を記念したオリジナルフレーム切手が完成した。雄大な三瓶山と美しい水面(みなも)の写真を中心にした図柄で、島根県内の郵便局で25日に発売する。

 秋の三瓶山と万葉歌人・柿本人麻呂が歌を詠んだとされる山麓の浮布池を収めた写真をメインに、世界遺産・石見銀山遺跡や市有形民俗文化財・ヨズクハデなどをデザイン。宍道湖(松江市)、石見神楽(浜田市)など県内各地の写真も組み込んだ。

 日本郵便中国支社(広島市)の県内4地区連絡会が制作し、13日は石見東部地区連絡会の森脇忍地区統括局長(60)ら4人が松江市殿町の県庁で丸山達也知事に切手を贈った。

 森脇局長は小学生だった前回の植樹祭(1971年)を思い返しながら「思い出深い伝統のある行事で、PRにつなげたい」と話した。

 1シート(84円切手10枚)1330円。簡易局を除く県内全257局で計600シートを販売する。(曽田元気)